パソコンの頭脳選びCPU
人間でいえば頭脳の部分にあたるのが、パソコンのCPUです。CPUを選ぶと、自ずとクラス分けがなされます。上から、ハイスペック、スタンダード、エントリー、という順番です。ハイスペックは最も高額になりますが、その分処理能力が高いです。ゲームや動画の編集などをパソコンで行う際には高い負荷がかかります。この時にスムーズな動きができるのがハイスペックのレベルです。スタンダードでは、DVDを視聴する、ネットをする、といった基本的な動作が出来ます。予算を抑えるならばこのモデルで十分でしょう。エントリーは主にノートパソコンをバッテリーで駆動させるくらいの用途に向いています。どれが一番優れている、ということではなく、予算と自分が使う範囲のレベルで選べば良いでしょう。CPUの中に入っているのがコアという命令処理をする演算処理部分です。以前までは1CPUにつき1コアが入っているシングルコアが基本でしたが、今では2つ入っているデュアルコア、4つ入っているクアッドコア、など複数個のマルチコアが主流になりつつあります。こうすることで、以前よりもCPUが高速で命令を処理できるようになりました。一つのコアでやるよりも、処理待ちのもう一つのコアに手伝いを頼んで高速化させたようなイメージです。